家さがし

校区問題!

お久しぶりです。
娘も生まれてはや2歳になりました。
もう少しで幼稚園に入れる準備を開始しなければならないと思いつつ、妻に任せっぱなしになっていました。

公園のママ友から仕入れてきたということで妻には
「幼稚園に入れるのもそうだけど、学校の校区が大事らしいから調べといて!」
と言われてしまい・・・、とりあえず会社の同僚などに聞き取り調査をすることにしました。

神戸の中でも割といい校区に住んでいるという同僚がいたので話を聞いてみました。

関西でも特に進学校で有名な灘中学校が近くにあるということで、公立の中学校にもかかわらずレベルが高いというその校区。
近隣の公立小学校も、中学受験の対応に慣れている先生が多いと言うことで中学受験を視野に入れているご家族がそれを狙って引っ越してくることが多いとのこと。公立の小学校の先生の中には私立受験アンチな先生もいるようなので・・・。

中学受験を視野に入れている子供たちは遅くとも4年生から塾に行き始め学校以外でも学習をしていく。基本的に6年生の段階では受験対策問題を練習していくので、6年生に上がる時点では塾で小学6年間分の授業を終えるためだそうだ。そのために学校の授業をまともに聞かなくなるため、先生もアンチになるとかならないとか・・・まぁそこは気持ちは分からなくも無いなぁ。

近くにいい中学校があるだけでなぜ公立のレベルまで上がるのか疑問に思い聞いてみると・・
その良い中学校に落ちた子供が流れて公立にくることがあり、全体の底上げになるようだ。

しかし、全体のレベルが上がると言うのは決していいことだけでは無いようで、生徒全体の成績が良すぎるため内申点をとるためには副教科(音楽、美術、体育など)をよくしないといけないと言う。しかも、普段の忘れ物があるのもNG。そのまま内申点に響くのだそうな。結果、廊下を走らない、挨拶をしっかりするなど、もはやよく分からない部分も内申点に響くと言う噂。女生徒に至っては「先生内申点欲しいな〜」と可愛く言える子がもらえるとか、よく分からない噂も立っているほどだと言う。

結果、うちの子はそんなに容量よく無いから、子供のレベルにあった私立探すわ!
となって「賢く無いからレベルにあった私立中学校に行かせるわ!」と言う保護者まで出てくるらしい。

すごいな、公立の中学校なのにそんなことになるのか・・・
田舎そだちに私にとって中学受験は「賢くてお金のあるうちが行くもの」と思っていたが、その校区はどうもそうでは無いらしい。校区がいいと言うのも田舎者の私には怖くなってきた・・・

帰宅後、妻にざっくりと内容を話すと、
「そんなに極端にいいところはいらんな」と言う話になり、
学校が荒れてない程度で普通のところでいいなぁとなってしまった。

とりあえず、もうちょっと普通くらいで検討しなおすか。普通ってなんだ・・・
もう哲学みたいになってきた・・まだまだ、マイホーム購入は先になりそうです。